急性精巣炎の発症で引き起こす様々なリスクとは!?

普段の生活において、精巣(睾丸炎)を意識することもがありません。とはいっても、やはり生殖のためには必要な大切な部位です。

そんな大切な部位も、ときには病気になるのです。なかなか病気にはならない部位なので不安に感じる率も高いところです。それもあまり、精巣に絡む病気の知識がないからといえるでしょう。

突然精巣が腫れ炎症を引き起こす怖い病気

あなたも、突然精巣が腫れてしまったり、赤みを帯びることがあるかもしれません。ときには、前後に発熱を伴う
ケースもあります。

体験談をよく見ると、発熱をしてから精巣が腫れたことに気づいた人も多いです。そして病院へいって診断されてから、この病気のことが分かったという人も多いようです。

確かに普段聞きなれませんし、ついつい精巣の病気と聞くと、性病を連想してしまいます。
確かに性病から引き起こされることもありますが、そうでなく炎症を引き起こされるので、変な誤解をする必要はありません。

また、周りの人も本人同様に誤解をする必要もありません。
男性ならば、かかる可能性は十分にえるのです。

子供のころにかかったかで発症が左右される

急性精巣炎も、かかりやすさに個人差があります。
男性によってはまたかかる率が低い男性もいれば、その一方でかかる可能性が高い男性もいるのです。
それは、おたふく風邪にかかったかどうかです。

この病気は、ムンプスウイルスが原因の一つとされています。このムンプススウイルスはおたふく風邪の原因となってます。
ウイルスなのですが、子供の頃にかかったという人も多いでしょう。また予防接種をしたという人も多いでしょう。
大抵は一度かかるとそれ以降は、ほとんどかかりません。

しかし、かからないまま、大人になった場合特に注意が必要です。
おたふく風邪の1週間ほど後から、炎症起こす人が多いからです。実に30%ほどの確率と言われています。

急性精巣炎のきっかけが無精子症を起こすかも

この病気も薬を服用していれば、1週間から10日ほどで治る病気です。

確かに熱が出ることもあり、時が痛みで動けないと言ったこともあるようです。痛みを伴うので、普段の生活に支障は出るでしょう。
仕事をしてる男性にとっては、会社や仕事を休みまないといけないこともあるといったリスクを背負うでしょう。
ときには、冒頭でもかいたような変な誤解のリスクもあります。

その他に大きなリスクとして、この病気がきっかけとなって無精子症を起こすリスクがあるのです。無精子症になると、不妊の原因となってしまいます。おたふく風邪が大人の男性には、危ないと言われる理由も実は、おたふく風邪から炎症を引き起こすからということなのです。
おたふく風邪自体ではなかったのです。

ただし、適切な治療をすることがまずは必要ですし、リスクについては医師の診断をしてから判断することが必要です。

急性精巣炎とは

急性精巣炎とは、精巣に急性の炎症がおこる病気です。精巣に直接細菌やウイルスが感染するのではなく、精巣とは別の部位が感染を起こして、その菌が精巣に運ばれることで感染します。

多くは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)にかかった後に発症するため、精巣の症状から容易に診断することができます。

精巣は、精子を作る大切な臓器です。
精巣が炎症を起こすことで、精子の形成に影響を与えます。
不妊症の原因になることがあるので、注意が必要です。

急性精巣炎の原因

急性精巣炎は、精巣の外傷によって起こることがあります。
しかし、原因の多くは流行性耳下腺炎を起こすムンプスウイルスの感染です。

ムンプスウイルスが血液の流れによって運ばれ、精巣に感染して発症します。
中学生以降に、それまで流行性耳下腺炎にかかったことがない人や予防接種を受けていないムンプスウイルスの免疫をもっていない人がかかった場合、約30%に精巣炎が起こるといわれています。

以前は、流行性耳下腺炎にかかったことがある人や予防接種を受けた人はムンプスウイルスの免疫は一生続くといわれていました。

けれども、最近は再発症する例が報告されているので、症状がある場合は免疫の有無にかかわらず医療機関に受診することが大切です。

ちなみに、幼児期や小学生など中学生になるまでの、まだ精巣が十分に発達していない時期に流行性耳下腺炎にかかったとしても急性精巣炎にはなりません。

急性精巣炎の症状

 急性精巣炎は、流行性耳下腺炎にかかってから1週間前後たった後に、急に精巣全体が均等に赤く腫れてかたくなり、激しい痛みが出現します。

ほとんどの場合、片側だけの炎症です。
数か月後に精巣が萎縮して精子の形成が行われなくなることがありますが、片側だけなら心配はいりません。

しかし、まれに両側の精巣に炎症が起こる場合があり、不妊症の原因である無精子症になることがあるので注意が必要です。
男性ホルモンは分泌されるので、勃起障害にはなりません。

急性精巣炎の治療

流行性耳下腺炎に有効な治療薬はありません。
そのため、症状に合わせた対処療法を行います。
痛みに対しては鎮痛剤、腫れに対しては患部を冷却して症状の軽減を図り、安静にしておくことが大切です。

症状は、7日程度で自然治癒します。その他の原因で発症した場合には、元の病気を治療することで精巣炎も治ります。
飲酒は禁止します。

予防方法は、予防接種を受けることです。
完全ではありませんが、流行性耳下腺炎にかかる確率が低くすることができます。

急性精巣炎と性感染症

急性精巣炎は、性感染症が原因で発症することはありません。
しかし、性感染症により精巣上体炎を起こした後に発症する可能性があります。

精巣上体炎とは、精巣の横にある精子を運ぶ器官に菌が直接入り込んで炎症を起こす病気です。
高齢者では大腸菌などの細菌で発症することが多いですが、成人ではクラミジアや淋菌など性感染症を起こす菌によって発症します。

精巣の痛みや腫れなど症状は似ていますが、原因や治療方法は違うので注意しましょう。